SSブログ

空の中【著:有川浩】 [小説(さ~そ)]


空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: 文庫



あれ?借りたのは先月の事でしたが、記事にしてなかった様です。

自衛隊三部作と言われている作品の2冊目ではありますが
舞台も世界観も全く違うので、どれから読んでも良いそうです。
1作目は陸上自衛隊、2作目は航空自衛隊、3作目は海上自衛隊と
網羅してます。すごいぜ!有川浩!

空の中は高高度に遥か昔から存在していた謎の生物が登場します。
ある時突然続いて起こった航空機の墜落事故。
これが発端となり謎の生物とのコンタクトが始まります。

航空機事故で父親を失った少年、その幼馴染。
最初の航空機事故で同じく父親を失った少女。
事故の瞬間に立ち会った女性パイロット。
そしてその事故を調べに来た調査員。

高度の知性を持つらしい謎の生物は何者なのか?
人類に仇なすものなのか?
探りを入れる大人たちは謎の生物とのコンタクトに成功する。
そんな中、少女はソレに復讐を誓い、少年はソレから分離したと
思われる生物と出会い依存していく。

先走った政府の決定により、謎の生物にミサイル攻撃が
行われ、その結果分裂した謎の生物は人間を自らの存在を脅かす
危険な存在と認識し襲ってきたのだった。
圧倒的な攻撃力により、抵抗する術も持たない人間であったが
少年が手なずけた個体「フェイク」が抵抗の鍵となったのであった。

大人チームがコンタクトに成功した、生物「白鯨」は本来穏やかな
生き物だと言う。ミサイル攻撃により分裂した白鯨は「和解型」「中立型」
「攻撃型」に分かれていて、人間を攻撃しているのは攻撃型なので
あった。少年が出会ったフェイクは、航空機事故の衝撃で分離した
白鯨だったのだ。
もともと1つの意思しか持たない白鯨との交渉は難航を極め
妥協案を探す中、少女は少年とコンタクトする。

白鯨全てをフェイクに食わせる為に・・・。

果たしてそれぞれの運命は!?

--

ふ~。話がちょい複雑なんで書くのが疲れました(^。^;)
私のつたない文章力では支離滅裂でしょうけれども
これが精一杯です。。。

感想としては、少年も少女も航空機事故で父親を亡くした。
と言う共通点があるにも関わらず、周りの大人たちの影響で
全く違う事になるんだな。。。と言う事。

近所のおじいが素敵過ぎる!!!
普段は過干渉ではないのに、必要な時に側に居て
必要な時はズバっと確信に切りこむ。
今はもうそう言うご近所のじいちゃんって居ないよね。

角川文庫版には後日談の「仁淀の神様」が掲載されてます。
家族同様のこのじいちゃんの最期を看取る話。
号泣しましたっ。でもすがすがしいラストでした。
あんな風に私も最期を迎えられたら良いなぁ~。
って、結婚してないから無理だった(笑)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。