レインツリーの国【著:有川浩】 [小説(ら~ろ)]
図書館戦争シリーズの中に登場し、事件の発端になった本が
実際にお話になりました。
ブログ「レインツリーの国」の管理人の女の子と
子供の頃読んでいた同じ本の話題がきっかけで
惹かれあっていく主人公。
しかし女の子には耳が聞こえにくいと言うハンディキャップがあり
惹かれあいながらも、聴こえると言うのが当たり前の人間と
聴こえない人間とが付き合うには色々と噛み合わない事があり
中々前に踏み出せない2人なのでした。
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最初の方がメールでのやりとりの文章なので、ちょっと辛かった。
けど実際に2人がデートする事になった辺りから、どんどん
引き込まれて行きました。
私だったら耳の障害の事で主人公みたいな考え方はできないなぁ・・・。
とか・・・。感心してしまいました。。。
難聴の方の事、全く知らないのですごく勉強になった。
「全く聴こえない」「高い音が聴こえない」「低い音が聴こえない」
などなど細かい分類があるのに、私達、健聴者はそんな事すら知りません。
札幌と言う都会に住んで20年になりましたが、最近は街中で
点字ブロックの上で平気で立ち止まって、携帯やスマホをいじる人や
しゃべっている人を沢山見かけます。
白い杖を持っている方が居ても、平気ですれすれ前を横切ったり・・・。ありえない!
危ない事だらけです。
耳の聴こえない方々は解りやすい目印を持っている訳でも無いですし
さらに気を付けないといけませんね。
もっとみんなに優しい世界になりますように・・・。
ローワンと魔法の地図【著:エミリー・ロッダ】 [小説(ら~ろ)]
他に借りた本がレシピ本だったので、何か文章を読みたい!
と思ったのに、これだ!!!という本が見つからなくて
児童書コーナーで借りたのが、エミリー・ロッダのこの本でした。
エミリー・ロッダと言うと、デルトラ・クエストしか知らぬ私ですが(しかもアニメ版)
主人公ローワンが勇気のある少年ではなく、気弱で臆病な少年だと
言う所に興味を惹かれたのでした。
~あらすじ~
リンの村を流れる川が、枯れてしまった。
このままでは家畜のバクシャーもみんなも、生きてはいけない。
水をとりもどすために、竜が住むといわれる山の頂きめざして
腕じまんの者たちが旅立った。
たよりになるのは、魔法をかけられた地図だけ。
クモの扉、底なし沼、そして恐ろしい竜との対決…。
謎めいた6行の詞を解きあかさなければ、みんなの命が危ない。
(amazonより引用)
これより下ネタバレにつき畳みます。